FD・SDに関すること – 東京聖栄大学

FD・SDに関すること

FDに関すること

FD活動について

本学では、教育内容や方法を改善するため、FD 委員会を設置し、「FD(ファカルティ・ディベロップメント)委員会規程」に基づき運営しています。FD委員会は、教員だけでなく事務系職員も委員として発令されており、教職協働により実施しています。FD委員会は、毎年度「FD活動実施計画」を策定しており、計画に基づいた活動を実施しています。実施内容は毎年度作成される「FD活動報告」に取り纏め、学内教職員で共有しています。

学生による授業評価アンケート

学期末に各授業について、学生からのアンケート調査を実施するもので、その内容は各授業担当に伝えられ、学生の率直な評価・意見を受け止めたうえで、各教員が授業内容・方法の改善に役立てることを目的にしています。また、学生から寄せられた評価・意見に対しては、各教員からのコメントが付され、その内容を全学生に公開しています。

令和5年度 授業評価アンケート結果

FD研修会

平成26年度から毎年度実施しています。FD研修会では、アクティブ・ラーニングに関する講演や、授業評価アンケート結果に基づいた、授業内容や方法の工夫について教員間での討論、合理的配慮が必要な学生への対応など、教育方法の改善や学生の状況・社会動向に合わせたテーマで実施しています。

授業公開(教員相互の授業参観)

毎年度前・後期に、教員間で相互参観可能とした取組として実施しています。参観者の率直な意見やアドバイスは、FD委員会が参観した教員の報告書を元に作成した「授業公開参観報告書」を通して当該授業担当教員に報告され、教授方法の共有と改善に繋げています。

教科打合せ会

毎年新年度開始前の3月に非常勤講師及び新任教員も含めた全教員(助手を含む)を対象に行っています。授業運営や履修指導に関する共通理解を深めるための説明会であると同時に、授業内容や方法の工夫について教員間での討論や、同一分野の科目での意思疎通を図る場となっています。討論で挙げられた課題は、関連する各委員会にフィードバックし、改善に取り組んでいます。また、「教科打合せ会」では、使命・目的及び教育研究上の目的や合理的配慮に関する説明など、全教員に対して周知する機会としています。

SDに関すること

SD活動について

本学のSD活動は、「東京聖栄大学 SD計画(標準年度)」に基づき行っています。計画は、大学設置基準第11条「組織的な研修等」及び「東京聖栄大学FD・SD実施方針」を踏まえており、職員の資質・能力向上のための研修等を、全学的に実施しています。実施内容は、教員と職員が合同で行う「合同研修会」、事務系職員を対象とした研修会のほか、日常業務の中での習熟促進(OJT)、新規入職者研修、個々に行われる学外研修会への派遣(Off-JT)等、多様な取組を実施しています。

学内での集合型研修

「合同研修会」は年に1回、教員・事務系職員の専門性と資質の向上のための取組として実施しています。内容は、教員・事務系職員の専門性と資質の向上のため、文部科学省で政策立案を担当している担当官をお招きした講演等を行っており、教職員が審議会の動向を学ぶ機会であるともに、意識を高める機会としても機能しています。

その他の研修

新規採用事務系職員・助手等に対しては、「新規入職者研修」を実施し、本学園の歴史、現状と当面の課題の説明に加え、化学物質管理に係る雇入れ時等教育、ハラスメント相談体制、防災体制など、必要事項の教育も合わせて実施しています。

また、法令等の改正を踏まえて行われる必要事項の研修等については、必要に応じて随時実施しています。

個々に行われる学外研修会への派遣については、学外団体(文部科学省、日本私立学校振興・共済事業団、日本私立大学協会、日本学生支援機構、日本学術振興会、労働基準協会等)が主催する研修会に、役職等を問わず、積極的に職員を参加させています。対面での研修会に加えて、昨今ではオンライン形式の研修・講習も増加しており、資質・能力向上のため、積極的な参加を促しています。

自己啓発(資格取得等、スキルアップの推奨)

全教職員自ら仕事処理への時間的効率化やスキルアップに積極的に取り組むことは、大学としての質の向上を図る上で必要不可欠なことです。本学では、各自が自らの資質・能力の向上を図ることを奨励しています。

自己申告制度

教育機関としての社会的責務をしっかりと果たすためには、複雑化する業務を担う事務系職員の役割が格段に重要となっています。「東京聖栄大学 FD・SD実施方針」に掲げた方針等を踏まえ、人材育成と組織活力の向上を図ることを目的として、「自己申告制度」を実施しています。自己の能力の発揮やスキルの向上、職務への考え、勤務場所の希望等についても上申できるコミュニケーション機会としています。

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