東京聖栄大学では、教育職員免許法施行規則に基づき、教員養成の情報を公表しています。
東京聖栄大学で取得できる教員免許状の種類
学部・学科名 | 免許状の種類 | 備考 |
---|---|---|
健康栄養学部 管理栄養学科 | 栄養教諭一種免許状 | 平成26年度以降入学生に適用 |
教育職員免許法施行規則第22条の6関係
1. 教員の養成の目標及び当該目標を達成するための計画に関すること。
東京聖栄大学の教員養成の目標(養成する教員像)
東京聖栄大学は、「自立できる知識と技術を育み、強い向上心と真摯な行動力をそなえた人材の育成」を建学の精神として掲げています。また、教育基本法及び学校教育法に基づき、広く知識を授けるとともに、深く専門の学芸を教授研究し、特に栄養及び食品と健康に関する研究と実践に重点を置き、併せて人格の陶冶と情操の涵養を図り、もって社会の発展及び文化の向上に貢献する人材を育成することを教育の目的としています。これらを具現化する為、「健康・栄養・食品に関する専門的知識と技術、技能を身につけ、地域社会や職業社会で活躍できる人材を育成する」ことを教育目標として掲げています。
本学では、教員養成として「栄養教諭」の育成を行っています。これは、「健康・栄養・食品に係る職業人育成」であり、本学の目的である「社会の発展及び文化の向上に貢献する人材の育成」、本学のミッションに示されている「地域社会や職業社会のニ-ズに応え、社会貢献すること」の具体像です。
本学が目指す栄養教諭は、本学の教育理念である「社会に貢献できる管理栄養士」であり、本学の校訓「熱意」「誠意」「創意」を身につけ、教育現場で実践できる人材であることです。義務教育に携わる栄養教諭の果たす役割は大きなものです。管理栄養学科では、「国民の健康づくり、保健・医療・福祉等の分野において即戦力となる管理栄養士」を学科の目的としています。この目的を踏まえて、教育現場で即戦力となる管理栄養士資格を有する栄養教諭の育成を目指しています。これは、管理栄養学科が示したディプロマポリシ-をそなえた人材の育成でもあります。
目標を達成するための計画
東京聖栄大学教職課程では、上記の目標を達成し、教育現場で即戦力となる管理栄養士を養成する為に、教職課程に関連する科目を配置しています。これらの科目の履修により、「教職の基礎基本といじめ・体罰・不登校への理解と対応が出来る教師の育成」、「体の健康維持と外国語コミュニケーションの出来る教師の育成」を目指しています。また、教育現場を実体験し、教育実習をより充実したものとする為、「学校ボランティア(学外活動)」を必修科目として配置しています。各段階における到達目標は以下をご参照ください。
各段階における到達目標
教育課程外では、教職課程センター担当教員が中心となり、一人一人の学生への個別指導に当たり、本学の目指す栄養教諭の養成から教員採用試験合格指導、卒業後のケアを行います。教職課程のガイダンスは新入生オリエンテ-ションから開始し、各年次前後期にきめ細かく実施します。この間に「履修カルテ」を用いて、個別面接を繰り返し、履修状況把握や教育実習先の確保や教育実習の事前事後指導、公務員試験合格支援を行います。
2. 教員の養成に係る組織及び教員の数、各教員が有する学位及び業績並びに各教員が担当する授業科目に関すること。
東京聖栄大学では、教職課程を全学的組織「教職課程センター」によって運営しています。「教職課程センター」は、学科長及び教職課程担当教員を中心とした「教職課程運営委員会」で構成され、「教育実習運営部会」、「教員養成カリキュラム運営部会」を有し、具体的な運営に当たっています。
・教職に関連する科目と担当教員(令和6年度)
3. 教員の養成に係る授業科目、授業科目ごとの授業の方法及び内容並びに年間の授業計画に関すること。
教職に関する教育課程(栄養教諭)
栄養教育実習履修基準
4. 卒業者の教員免許状の取得の状況に関すること。
卒業者の教員免許状の取得の状況について(令和5年度)(PDF)
5. 卒業者の教員への就職の状況に関すること。
6. 教員の養成に係る教育の質の向上に係る取組に関すること。
教育職員免許法施行規則第22条の8関係
教育職員免許法施行規則の改正により、令和4年度から、教職課程を設置する全ての大学は、教職課程の質を向上していくため、運営状況等について自ら点検・評価を行いその結果を社会へ公表することが求められています。
この改正を踏まえ、教職課程の自己点検・評価を実施し、報告書を作成しています。