平成22年7月から平成23年1月の間3回に渡って、一般向け啓発事業として”食育イベント「何を、誰と、どう食べる」”を日本フードスペシャリスト協会の共催で行いました。また、年間を通して食育アンケートを行いました。(食育イベント「何を、誰と、どう食べる」を始めるにあたり各講座は、東京聖栄大学と日本フードスペシャリスト協会の共催である事が伝えられた。)
第1回 ボーイスカウト料理教室
- 開催日時:
- 平成22年7月24日(土)10:00~13:00
- 場所:
- 東京聖栄大学 122調理実習室
- 参加者:
- 大人:12名/小学生:13名 計25名
(ボーイスカウト東京連盟 城東地区葛飾区第7団員) - 講師:
- 東京聖栄大学 健康栄養学部 食品学科
講師 吉田 光一
実施記録
デモンストレーションスタート
レシピに従い、デモンストレーションが終了し各班3~4名に分かれてそれぞれが調理をスタートした。
今回の講座は小さい子供も参加したため各班に本学在学生をアシスタントとして参加する。
調理作業終了後各班で試食・後片付けが行われる。
実習終了後、アンケートの記入と本日の講習への質問、又、日常での活動においての調理等での不明な点への質問時間を設ける。全ての行程が終了し、解散となる。
第2回 食材クイズ 何を食べてますか?
- 開催日時:
- 平成22年11月6日(土)・7日(日) 10:00~16:00
- 場所:
- 東京聖栄大学 臨床栄養学実習室
- 参加者:
- 『聖栄葛飾祭』来場者
- 講師:
- 東京聖栄大学 健康栄養学部 食品学科 講師 吉田 光一
実施記録
食育イベント「何を、誰と、どう食べる」を始めるにあたり本講座は、東京聖栄大学と日本フードスペシャリスト協会の共催である事が伝えられた。
本学大学祭において、共催イベントとして「何を食べているか」をテーマに食材として普段食している物の名前をどのくらい理解しているかを調査する事を目的に食材鑑定(食材クイズ)を実施した。
目的
今回は野菜、フルーツ、肉、魚から44品を展示し、その名前(品種も含む)を解答用紙に記入し、その正解率を個々が把握し理解してもらう。後に各食材のメモを配布し、食材に対しての関心を深めてもらう。
結果
2日間の延べ回収用紙 153枚 / 解答正解率 91%
年齢別 | |
---|---|
~9歳 | 8.5% |
10歳代 | 10.5% |
20歳代 | 27.5% |
30歳代 | 5.2% |
40歳代 | 72% |
50歳代 | 12.4% |
60歳代 | 4.5% |
70歳代 | 1.3% |
未記入 | 22.9% |
計 | 100% |
男女別 | |
---|---|
男性 | 36% |
女性 | 54% |
未記入 | 10% |
計 | 100% |
正誤の内訳に特に強い傾向はみられなかったが、一尾付けの魚については19歳以下の方において若干不正解率が高かったように思われる。また、肉はフィレ(各部位の商品)を用意したが、これについては、正解率が高かったように感じられた。
第3回 高校生限定 バレンタイン スペシャルイベント
- 開催日時:
- 平成23年1月29日(土) 10:00~13:30
- 場所:
- 東京聖栄大学 411食品加工実習室
- 参加者:
- 高校生4名
- 講師:
- 東京聖栄大学 健康栄養学部 食品学科 講師 吉田 光一
実施記録
食育イベント「何を、誰と、どう食べる」を始めるにあたり本講座は、東京聖栄大学と日本フードスペシャリスト協会の共催である事が伝えられた。
今回はバレンタインをテーマとして行事と食をテーマにお菓子教室を開催した。
日本にはいろいろな国から、また、日本独特の行事があり、その行事には必ず食べ物が関わっている。一年を通して行事と食を考えるきっかけになれば幸いである。
食育アンケート
- 開催日時:
- 年間を通じて
- 場所:
- 各地域
- 参加者:
- 各地域の小学生・中学生・高校生
(小学・4年生・5年生・6年生 中学1年生・2年生・3年生 高校1年生・2年生・3年生) - 講師:
- 東京聖栄大学 健康栄養学部 食品学科 講師 吉田 光一
1年間を通じて各地域で小学生・中学生・高校生の食生活アンケートを実施し、集計した。
特に、就学生を対象とした内容とし、その結果は各地域・学校へと返し、今後の食生活への指針となることを考えた。
なお、このアンケートは今後も継続調査することでその動向をみる。