がんばれ日本 各県の特産品を使った加工食品・料理メニュー展

<公益社団法人日本フードスペシャリスト協会 共催>

平成25年10月12日(土)~13日(日)の2日間にわたり、東京都が開催した「第7回 東京都食育フェア」に公益社団法人日本フードスペシャリスト協会の補助を受けて参画し、ポスター展示と試作品展示を行いました。また、平成25年11月9日(土)~10日(日)の2日間にわたり東京聖栄大学で開催した大学祭『聖栄葛飾祭』でも同様の企画を展示するとともに、福島県塙町の農産物販売も行い、来場者に日本の農林水産業のバックアップをお願いしました。

これらの実施記録を報告します。

概要

3・4年生の学生が、日本各地の特産品を選び、新しい加工食品や料理メニューを試作し、その内容をポスターにまとめ展示しました。会場では学生が待機し、来場者の質問に応対しました。

I.ポスター展示

各研究室から8枚のポスターが提出されました。それらは表1のとおりです。

表1 展示したポスター
研究室 指導教員 研究表題
食品学第一研究室 筒井 脱脂エゴマを用いたマフィンの製造
食品学第一研究室 筒井 明日葉粉末を添加したかまぼこの製造
食品学第二研究室 荒木 甘酒の利用性についての研究
食品加工学研究室 片山 寒天を用いたゼリー
調理科学研究室 品川 高齢者の視覚による食嗜好に関する研究
調理学第二研究室 吉田 ダリアの甘酢漬け
調理学第二研究室 吉田 野菜を使ったスイーツの開発
調理学第二研究室 吉田 米粉クッキー

II.実施記録

東京都食育フェア

東京都食育フェアの主催者発表来場者数は約4万人でした。展示パネルの内容についての質問以外に、東京聖栄大学についての質問、食の安全性についての質問もありました。クイズラリーの問題にもなった小松菜にも興味をもたれました。

聖栄葛飾祭

聖栄葛飾祭でも東京都食育フェアと同様の展示をしました。また、今年も福島県塙町特産品の販売も実施して、来場の人たちに支援をお願いしました。

III.総括

日本各地の特産品を利用した新規加工品や料理メニューの開発を卒業論文の一環として研究した学生もおり、苦労の成果として、種々の製品を完成しました。このようなトレーニングが食品開発やメニュー開発の勉強として役立つものと思っています。さらに実際に販売できる製品にしていくことで本来の支援が確実なものになると考えています。